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言の笹舟 web小説レビューサイト

 ここでは私の趣味嗜好を基準にネット小説をご紹介させてもらってます。
人気小説・ランキング上位のもの・捜索依頼されているものなどを読んで、気に入ったもののみレビューします。
2013年はこのブログだけでなくやる夫スレでも頑張っていきますよー!



「年越し特別企画 『儚き剣のロンド』」のぷちレビュー

※年越し企画は中途半端なところで止まっていたのですが最近再開されて、ついに完結したみたいです。
 6月20日24時には削除されてしまうみたいです。
 名作ですので、それまでにぜひ読みにいってみてくださいな♪

 HP:WordGear
 場所:年越し特別企画 『儚き剣のロンド』
 原作:ソードアート・オンライン
 作者:川原礫 様

 またまた川原礫様が年末年始の限定短編を執筆されているようです。
 うちのブログでもいつものように投稿日時を操作して一番上に表示されるようにしておきますので、皆さん、せひ読み逃さないようにしてくださいな♪

 今回は、夏休み限定でアップされていた『星なき夜のアリア』のすぐあとのことを描いているようなのでそちらを読んでいた方のほうが楽しめそうですが、基本的には別の話のようですので、原作さえ知っていれば十分楽しめると思います。キリトとアスナがまた一緒に行動しているのが嬉しいですね。まだどういった展開になるかはわかりませんがどうやら鍛冶と関係する話になりそうです。
 おそらくいつものように完結してしばらくたったら消されて読めなくなると思いますから、こまめに更新をチェックして、できれば完結したらすぐダウンロードしておくことをお勧めします。

 とにかくプロの作品をタダで読めるうえにSAOのファンにとっては嬉しい期間限定サービスなんですから、皆さんもぜひ読みにいってくださいな♪





 

  



「ハルケギニア茨道霧中」のぷちレビュー

 HP:棒の人ぶろぐ
 場所:ハルケギニア茨道霧中
 原作:ゼロの使い魔
 作者:棒の人 様

 ハルケギニア南船北竜の続編です。
 商人から領主に成り上がった主人公はその地域を富ませる能力を宰相のマザリーニに買われて、周辺の領地を吸収することになってしまい、その準備に追われることにはなってしまっていましたが、美人の妻と可愛い娘に囲まれて忙しくも幸せな日々を送っていました。けど、もうそろそろ周囲は子供と侮ってくれなくなってきて、後ろ盾になってくれているヴァリエールに反感を持つ貴族院とのトラブルなどがあるために、王宮での役職を得たりといろいろ影響があったりしています。

 そして、いよいよはじまったアルビオンの反乱――原作とは似ても似つかぬ展開にハラハラドキドキさせられます。
 はじまったばかりのクーデターを少ない情報から必死に分析・対策していくトリステインの様子を眺めていると楽しいですよー。
 ワルドの動きに変化があったりして、この先どうなってしまうのかまったく読めません。

 しかし、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールがほんと主人公の妻になったカトレアの妹としてしか登場していませんねー。
 こんなに話数重ねておきながら虚無に覚醒していないのは珍しいと思います。

 まぁとにかく商売や領土運営などのいろいろな一面を見せてくれる名作ですので、皆さん、ぜひ読みにいってみてくださいな♪





 

  



「ハルケギニア南船北竜」のぷちレビュー

 HP:棒の人ぶろぐ
 場所:ハルケギニア南船北竜
 原作:ゼロの使い魔
 作者:棒の人 様

 スーパーの店長をやっていた主人公はある日交通事故によって亡くなってしまいます。
 不思議と記憶を保ったまま生まれ変わった先は魔法の世界、ハルケギニア(主人公にゼロ魔の原作知識なし)。
 トリステイン王国のアルトワ伯爵に仕える執事の家系に転生しちゃった彼は自分の中で折り合いをつけながら育っていき、地属性の魔法を主に習得して、自立したいと志し、伯爵からの餞別によって商会をはじめることになっていきます。使い魔と一緒に真面目に商人やっている話になっていくのですけど、ちゃんとどうやったら儲けられて、儲けられたら今度は周囲がどう動くのかなど、よくよく考えられているのがとても面白いです。
 そして、運命に導かれるようにカトレアと出会い、一目ぼれをして――
 彼女に相応しくなろうと領主になっちゃいます。このときまだわずか十三歳というから驚きです。

 商売から税を集める立場になって、宗教を気にかけ、家族を大切にする。
 それらが丁寧に描かれていっている名作ですよー。
 登場人物の一人一人がそれぞれどういう暮らしをしているのか想像しやすくてついつい読みふけってしまいます。

 ゼロ魔っぽさは薄いですが、かなりの長編になっているので皆さんぜひ読みにいってみてくださいな♪