
HP:Arcadia
場所:【習作】孤独少女ネガティブなのは(原作改変・微鬱)
原作:魔法少女リリカルなのは(無印)
作者:ランブル 様
ジャンル:再構成・性格改変・鬱展開・イジメ問題・原作キャラ死亡
あらすじ:
小学生の自殺者は、年間およそ千人にのぼっていてさらに増加傾向にある。
つまり、現在の小学校はそれほどに荒んでいるのだ。
クラス崩壊なんてのはまだまだ子供にとっては序の口である。
真に陰湿なのはイジメなのだ。
その事実を「魔法少女リリカルなのは」という人気シリーズを通じて警告を鳴らそうと言うのがこの作品である。
……と、勝手に言ってみるテスト(そんなことを作者様は明示されていません)。
メモ:
この作品はアンチ・ヘイトじゃないんだと思う。
特定のキャラが嫌いだっていう気持ちじゃ絶対に書けません、こんなのは。
けど、生々しくリアルティがありすぎる作風のためアンチ展開を苦手とする人にはまず受け付けられないと思います。
苦手意識を自覚している人は近寄らないように自衛してください。
ある程度耐性ある人だけが読まないと荒れかねない危険性のある作品です。
……高町なのはがイジメの対象になる。
というifの物語なのですけど、その経緯とか周囲の対応とかが「ありえる」ものなんですよね。登場人物の気の強さとか勇気とかそういうのは関係ありません。運悪くそういう"役柄"になってしまったらどんな性格だろうと抜け出せない、悪い意味での運命みたいなものです。
アリサやすずか、高町家の父・母・姉・兄……彼らはおかしいんじゃないんです。
どこまでも"普通"だったというだけで。
決して、アンチとかヘイトとかじゃないifストーリーです。
なのはがそういった情況にあるために"彼"がああなっちゃうのもしかたがないのです。
ですから批判はしないようにお願いします。
正直いって、まだまだ序盤にすぎないうちに出会えてよかったと思ってます。
だって……ある程度進んでからまとめて読むようなことあったら胃に穴が空きますよ? そこまでいかなくてもこっちまでローテンションになるのは間違いありません。
なんというか、中学校の図書館にあったような本を思い出します。そういう中高年向けの指定図書として市販されていそうなほど綿密な心理描写されていて、トラウマが掘り返されます……
このままカタルシスをためていってぜひ爆発させてもらいたいものです。
魔法の力を手に入れて仕返ししてしまうような安直な道に"なのは"は進まないと、私は信じています。
完結したらたぶん泣くんじゃかろうかっていうほどの作品なので、耐性ある人は読みにいってみてくださいな。
注意事項:
上記のメモ部分にほとんど書いてしまいましたが、とにかくタイトルにある微鬱なんかじゃなくどっぷりとした鬱展開のため気をつけてください。
- 関連記事
- 「余生におけるある世界との付き合い方」のレビュー (03/09)
- 「リリカルってなんですか?」のレビュー (02/13)
- 「魔法少女リリカルなのは -Grand Franker-」のレビュー (01/28)
- 「孤独少女ネガティブなのは」のレビュー (01/23)