言の笹舟 web小説レビューサイト

 ここでは私の趣味嗜好を基準にネット小説をご紹介させてもらってます。
人気小説・ランキング上位のもの・捜索依頼されているものなどを読んで、気に入ったもののみレビューします。
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NARUTO~湖面に揺れる子供たち~ ヒナタ vs クギ?

 これは原作終わったら連載開始を予定しているNARUTOの二次創作の下書きです。
 中々完結しないので、ちょこっとずつメモを公開していきます。
 ただ、連載のときそのまま使われるとは限りません。
 拍手のお礼拍手によくあるIF展開のssと思ってもらってかまいません。

 正式に投稿するとき参考にするため、コメント・お意見は大歓迎となっています。子供のように喜びます。

 今回は、中忍試験の予選の日向対決のシーンです。
 伝勇伝のあるシーンをけっこう模倣しているために正式に投稿するときは、
 伝勇伝をしばらく読んでいない状態で書き直すことになります。けっこうそういう方法で書いてます。
 ネジのテンションおかしいからそれも書きなおさないと。









「ハナビ様との違いを教えて差し上げましょうか? あなたの甘さを」

「あなたにとっての日向とはを当ててあげましょうか? 『家族』です。『一族』という認識は持っていられない」








「たとえ日向に認められずとも、火影様に許されずとも――いかなる困難が待ち受けようとね。あいつは、ナルトはあなたを幸せにするでしょう」

「その背におびただしい傷を背負って、ね」






「……そんなことない。私が、ナルトくんを守るから!」

「日向から逃げ出したアナタには出来ない!!」

 少女の決意を、ネジの叫びが打ち据える。

「ただナルトを追いかけているにすぎないのに、部下の命を預かる中忍になりたいとほざくのですか? まだ幼いハナビ様に責務を押しつけ、アナタはのんびりデートですか? 正気ですか? わかっていますか? 聞いてますか? 反論できますか? 否定できますか? 罪を受け入れられますか?」

「私は――」

「聞きません」

 おどおどとしながらも喋ろうとしたヒナタを、ピシャリとネジは切り捨てた。

「あなたは宗家長女。いかなる言葉を語ろうと白々しい――吐き気がする。奴隷のごとく分家を扱っておきながら、そんなつもりではなかったと言うつもりですか? 日向の闇を知ろうともしない――そんな者に、人はついていかない」

 自ら攻めたてていた流れを仕切るように、ゆっくりとネジが構えた。

「私は――」

「言いたいことがあるなら、拳で語れ」

 それだけ言って、さらに、重心を低くする。左手を突き出した左半身、日向流柔拳法の基本的な構え。ネジの双眼から血管が浮かびあがり……いつもあきらめきっていた目に、なにかを見据えた力強さが宿る。
 ネジから、立場の認識が消えた。
 眼前の敵――宗家の人間を殺すつもりで動けるように。
 別人のごとく、闘気が溢れだす。
 いや、それはリーやテンテンに馴染みがあるネジだった。どこか遠慮した、一線をわきまえ心持ち一歩下がった分家のネジではなく――アカデミーのトップを独走してみせた天才としての日向ネジ。
 クラスメイトを路傍の石のごとく蹴散らし、教師でさえ近付けさせない孤高の強さ。人に頼る必要を感じぬ、学ばずに術を再現する天性のセンス。
 宗家は彼を恐れた。
 宗家は彼に恐怖した。
 刃向かわれることに怯え、ことあるごとに呪印にて苦しめて。
 さらに見損なわれることになり。
 ネジの宗家にたいする不信は募ることになったが。
 一言で受け入れた。

 これは、運命だから。

 だけど。
 力ある者は否定した。
 憎むべき者は理想を語った。
 彼は……もう一度、確かめてみたくなった。

「……問いに(期待に)」

 小さく、

「………………応えてみせろ、宗家」

 そう、言った。




 
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